ウォーキング後の疲労回復する入浴方法と平均的な入浴時間
特にウォーキングを始めたばかりの方ですと、一日に約30分ほどのウォーキングを3日間連続してウォーキングをしただけで、足に疲れが残ってしまいます。
そうして、足から来る疲れが身体全身に及び、身体全身の疲れとして人体に蓄積され、翌日の仕事や学校などの日常生活に影響を及ぼしかねません。
これが原因で、せっかく始めたウォーキングを途中で断念してしまう方も多いと思います。
止めてしまうのは簡単です。
けれでも、持続させるのも難しい。
本当に対処方法はないのでしょうか??
ウォーキング後の疲労回復する入浴方法と平均的な入浴時間
ウォーキング後の疲れを取るには、「入浴」が最適です。
入浴は、身体の汗や汚れを洗い流すだけではなく、疲れを取ったり、健康を保つための効果もあるのです。
入浴と聞けば、肩までお湯に浸かっているイメージがありますが、疲れを取ったり健康的を保つために、おすすめの入浴方法は「半身浴」と呼ばれる入浴方法です。
半身浴とは?
半身浴とは、身体全部をお湯に浸かるのではなく、人体のおヘソの少し上くらいの「みぞおち」と呼ばれる部分までお湯に浸かる入浴方法です。
特に家庭内で、半身浴をする場合、家庭だと肩が浸かるくらいまでお湯を貯めている家庭が多いので、湯船の底に風呂用の椅子などを設置します。
半身浴の方法
- お湯の温度は40度位が理想的
- 「みぞおち」くらいまでの水位のお湯を貯める
- 湯船の水位が多い場合、湯船の底に椅子を設置して水位を調整する
- 理想的な入浴時間は、20分~30分と言われています
半身浴のメリット
- 疲れきった心身の疲れをぬぐい去る効果があります
- 身体の芯から温まることができる
- 全身浴より、心臓への負担が少なく入浴できる
- お湯っを貯める水の量や、お湯を温める燃費が節約できる
などです。
半身浴は、心臓に負担の少ない入浴方法なので、高齢者や比較的入浴時間が長い女性に適した入浴方法と言えます。
身体を洗うのはシャワーがオススメ
半身浴ですと、全身が水に浸からないので、そのままですと、清潔とは言えません。
そこで、身体を洗う場合にはシャワーを使います。
シャワーの浴び方
- シャワーの温度を42~43度くらいに設定します。
- コリや疲れを感じる部分に、水圧をやや強めに設定して小さく円形を描くようにシャワーを3分~5分ほどあてます。
- 3分~5分経てば、次にシャワーの温度を40度くらいに下げて、シャワーを壁の引っ掛け爪に引っ掛けて、シャワーを全身に浴びながらストレッチを行います。
- 再びシャワーを取って、今度は、両足の足元から膝(ひざ)あたりまで、円形を描くようにシャワーを3分~5分かけます。
この円形を描くときに、大きく描き⇒また小さく描きながら元に戻す・・のような感じで3分~5分この動作を繰り返します。
また、お風呂に入らなくても「足だけをお湯に浸ける=足湯」という方法もあります。
足湯の方法
- 42~43度くらいのお湯を洗面器や小さめのバケツに入れます。
- 両足を「くるぶし」まで浸けます。
- そのまま10分~15分程度、温めます。
- 洗面器やバケツに貯めたお湯の温度が下がってきたら、再び45度くらいのお湯を継ぎ足して、温度を維持します。
入浴の温度は40度くらいが理想的??
通常、湯船に浸かる場合は、40度くらいの「やや熱い」と感じる程度の温度で20分~30分ほど浸かるのが理想的と言われています。
しかし、浸かる時間が30分以上になったり、もしくは極端に温度を高く設定していると、体内の血の循環が良くなりすぎて(外部の熱により、血管の内径がやや膨らむ)、心臓に負担がかかったり、「のぼせ」と言われる「頭に血が溜まり過ぎる状態」を発生させることにもなりますので注意が必要です。
以上の点を参考にして、あなたのウォーキングライフを、あなただけの理想的なものとしてください。