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アルツハイマー型認知症の症状や脳血管性認知症の症状の進行に運動治療(=ウォーキング)で予防・改善(治療)できる?!

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当サイトの「寝たきり」のページで、すでに認知症のことは、お話しました。

現在、日本国内において、「寝たきり」となる患者の数は増加の一途を辿り、認知症は「寝たきりの患者数の内訳ランキング」でも2位にランクインするほどの大変、深刻的な問題の病状となっています。

そして、現代の高度な医療を用いいても、認知症に関しての決定的な打開策(予防・改善・治療)がないと言われています。

以上のことから、このページでは、『アルツハイマー型認知症」の症状や「脳血管性認知症」の症状の進行に、運動治療(=ウォーキング)で予防・改善(治療)できるのか?』についてお話をして進めていこうと思います。

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認知症は、主に2種類に分けることができます。

  • 脳血管性認知症
  • アルツハイマー型認知症

「脳血管性認知症」とは?

脳血管性認知症は、脳梗塞(のうこうそく)が原因です。
脳梗塞ですので、突発的に脳内の血管が詰まったり、破れたりする症状です。
血管が破裂や詰まると血の循環が悪くなります。
血の循環が悪くなると、脳内の細胞や神経系統に血液(栄養)が行き渡らなくなります。その結果、脳内細胞の増幅がなく減少し、脳自体が小さくなり、さらに脳内の神経系統にも支障が出てきますので、手足や口などの身体の部位・判断能力などに支障が出来きます。

「アルツハイマー型認知症」とは?

アルツハイマー型の認知症は、認知症の全患者数の過半数を越える「代表的な認知症の症状」です。
このアルツハイマー型認知症は謎がまだ多く、特定した原因が分かっていませんが、加齢により、脳内の神経細胞に「タンパク質状の物質」が溜まり、脳内神経を圧迫し、主に、「物忘れ」などの記憶障害を起こすと言われています。

アルツハイマー型認知症の症状や脳血管性認知症の症状の進行に運動治療(=ウォーキング)で予防・改善(治療)できる?!

これらのアルツハイマー型・脳血管性認知症の症状の進行に「運動治療=ウォーキング」で予防・改善・治療ができると言われています。

人が何かの行動を取る際には、脳から命令が部位に送られて部位の筋肉を動かします。

目・耳・鼻などの感覚器が良い例です。

逆に感覚器である目・耳・鼻が匂いや強い光・異音などを察知するとそれを無意識に脳へ信号を送ります。

同じように手足の筋肉もそうです。

手足を動かす時も、脳から神経を介して手足の筋肉に信号が送られ、手足を動かすことが可能となります。

これら「感覚器や手足」と「脳の循環」が、脳への刺激となり認知症への「予防・改善・治療」に効果を発揮すると言われています。

アルツハイマー型・脳血管性認知症の症状が進行中の方のウォーキング方法

アルツハイマー型・脳血管性認知症の症状が進行中の方のウォーキングの速度

現在、認知症が進行中の方のウォーキングするペース(歩く速さ)は、「無理のない歩幅とペース(速さ)」で、まずは開始します。

そして、身体がウォーキングに慣れてくるにしたがい、徐々にウォーキングのペース(歩く速さ)を上げて行きます。

この時に、当サイトの別ページでも紹介しているウォーキング方法として「インターバル・ウォーキング」というウォーキング方法を用います。

アルツハイマー型・脳血管性認知症の症状が進行中の方に効果的な「インターバルウォーキング」

インターバル・ウォーキングとは、ウォーキングするペース(歩く速さ)を変化させながら歩きます。

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★インターバル・ウォーキングの例★

『 速い(3~5分)☛マイペース(3~5分)☛速い(3~5分)☛マイペース(3~5分) 』

このようにウォーキングするペースや歩幅を微妙に変化させながら、少しでも頭を使いながら(脳に刺激を与えながら)ウォーキングします。

他に、脳を刺激するために、自分で「ウォーキング日誌」「ウォーキング計画表」などを作成するのも良い方法です。

野外でのウォーキングは様々な人との出会いがある。

野外でのウォーキングは、様々な人との出会いがあります。

あなた自身と同じような境遇の環境でウォーキングをしている方や、会社勤めの方、学生・主婦の方・・様々な方がウォーキングされています。

ウォーキング以外では、犬の散歩を楽しんでおられる方やジョギングをしておられる方もいます。

これらの他の人との接点を持ち、たとえ一言「おはようございます」とか「今日は天気がいいですね」などと、少しでも会話をすることで、脳に大変良い刺激を与えることができます。

ウォーキングと聞けば「単に歩くだけ」の軽薄なことと思われがちです。

しかし、ここまで読まれて認知症の症状の進行の予防・改善には「運動治療=ウォーキング」が非常に効果的でウォーキングを行うことによってどれほどの恩恵を得られるのかを理解していただけたはすです。

現在のところ、認知症を治療する方法はないと言われていますが、あなたやあなたの身近な方が、ウォーキングを継続することによって奇跡が起こり、得がたい未来を見ることができるかもしれません。

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