ウォーキングでの足の痛みの予防・改善・治療方法-『膝(ひざ)が痛い時』-
ウォーキングを始めたばかりの初心者の方に多いのがこのトラブルです。
『ウォーキング後の膝(ひざ)の痛み』です。
ウォーキングでの膝(ひざ)の痛みの原因
- 足・膝(ひざ)まわりの筋力不足
- 歩く(ウォーキング)する姿勢(身体のバランス)が悪い
です。
足・膝(ひざ)まわりの筋力不足
足・膝(ひざ)まわりの筋力不足の場合は、おそらく、膝の下のあたりの部分が痛むハズです。
これは、ウォーキングを開始したばかりの時は、まだ足に筋力が付いていない状態なので起こる現象です。
しかし、ウォーキングを継続することで筋力が付いてきます。
足や膝に筋肉が付いてくれば、次第に痛まなくなります。
歩く(ウォーキング)する姿勢(身体のバランス)が悪い
これは、普段の姿勢が悪い方(猫背など)が、ウォーキングを開始すると、身体の上半身の重みが下半身にかかります。
下半身の重心を支えるポイントの一つとして、歩く上で重要な起点になってくるのが「膝(ひざ」になります。
姿勢が悪い方で膝が痛む場合、おそらく、膝の外側が痛いハズです。
これは、太もものの前側・外側の筋肉の使いすぎで、筋肉がパンパンに張り詰めているのが原因です。
悪い姿勢のままウォーキングをしてしまうと、このように足・膝などの下半身が痛むことがほとんどです。
また、その痛みをカバーするために、別の部位に負担をかけ、さらに身体のバランスが悪くなり、余計に痛みが悪化したり、別の部位にまで痛みが転移する可能性が出てきます。
こうならないためには、マッサージをしっかりと行って足に疲れなどの不安を残さないことが重要です。
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ウォーキングでの足の痛みの予防・改善・治療方法-『膝(ひざ)が痛い時』-
太ももの外側の筋肉を揉みほぐします
- 左右の手を同時に使って太ももの外側の痛む部分の周りを時計回りに方向に揉むほぐすような感じでマッサージをします。
- 太ももの前側を指圧でマッサージします。
椅子に腰掛け、上から太ももを見下ろして、「太ももの前側」の痛む部分を指圧で揉みほぐしていきます。
これをウォーキングが終わった後に、20分程度で構いませんので、念入りに行います。
また、ウォーキングする姿勢(歩く姿勢)に関しては、背筋をピシっと伸ばして、身体の重心を足の真上に真っ直ぐに乗せるような感じで、足全体を地面にしっかりと付けて踏み出すように心がけます。
あとは、生真面目に頑張り過ぎないように、痛いと感じたらウォーキングを中断してマッサージしたり、痛みが激しい場合は、ウォーキングを中止して足・膝(ひざ)の状態を見守ります。
3日経っても改善しない場合、医師か専門医に相談してください。