1. ホーム
  2. 脂肪肝(肝機能異常)は体操・運動(=ウォーキング)で予防・改善(治療)できる?!
  3. ≫脂肪肝(肝機能異常)は体操・運動(=ウォーキング)で予防・改善(治療)できる?!

脂肪肝(肝機能異常)は体操・運動(=ウォーキング)で予防・改善(治療)できる?!

肝臓と聞けば、お酒などの飲酒の際のアルコールの分解をイメージしてしまいます。

しかし、飲酒などが度を超えてしまい、さらに体操やウォーキングなどの歩く運動など、身体を動かすことを怠ると、肝機能異常の一つと言われる「脂肪肝」となります。

以下ではこの脂肪肝についてのご紹介とウォーキングでの改善方法についてご紹介しています。

広告

「脂肪肝」とは?

通常、肝臓は肝細胞がほとんどの構成でできています。

しかし、コレステロールなどの脂肪が過剰に摂取され、また分解しきれなかった場合、肝細胞に脂肪として蓄積されます。

この状態がおおよそ肝細胞の半分くらいになると「脂肪肝」と呼ばれる現象が起こります。

脂肪肝になる三大原因とは?

脂肪肝には、おおよその三大原因と呼ばれる原因が特定されています。

  • 食べ過ぎ
  • 飲みすぎ
  • 運動不足

脂肪肝を予防・改善(治療)するには、ウォーキングなどの有酸素運動が必要不可欠です。

そして、このウォーキングを継続して実施して、食生活を見直すことにより、脂肪肝は予防・改善(治療)できます。

脂肪肝の方が、いきなり有酸素運動を意識したウォーキングを行う必要はない?

脂肪肝の方がいきなり少し速度の速い強めのウォーキング(有酸素運動)を行うと、身体に支障が出る場合があります。

動悸息切れ目まいなどが起こることも考えられます。

このようなことから、脂肪肝の方がウォーキングを行う際は、普通に歩く速度よりも、やや速めの速度で歩く(=ウォーキング)程度で構いません。

とにかく、普段よりも少しだけ速いと感じる程度の速度で、普段よりも長い距離を歩きます。

この少し速いと感じる程度のウォーキングを2ヶ月~3ヶ月継続して行い、身体を慣らしてしまいます。

身体が、少し速いと思われるウォーキングの速度に順応してくれば、次に、もう一段階速度を上げて、やや速いと思われるウォーキングを実施して行きます。

結論を言えば最終的には、、このやや速いと思われるウォーキングの速度で、さらに継続して2ヶ月~3ヶ月ほど様子をみます。

このやや速いウォーキングを継続することにより、内蔵脂肪・血液の成分中のコレステロール・中性脂肪を減らすことができます。

肝機能異常」とは?

あなたは「肝機能異常」という言葉をご存知でしょうか?

あまり聞きなれない言葉ですが、脂肪肝を含んだ4つの肝機能の異常具合を代表例として挙げ、これらの肝臓の異常具合を総称して「肝機能異常」と呼びます。

√4つの肝機能異常

  • 急性肝炎
  • 慢性肝炎
  • 脂肪肝
  • 肝硬変

これら、肝機能異常の原因は、一般的に「アルコールの摂り過ぎ」と思われがちです。

しかし、アルコールを飲まない人でも肝機能異常になることが報告されています。

肝機能異常の段階的な症状の進行具合

第1段階:『急性肝炎』

急性肝炎は、すぐに治療可能です

肝細胞がウィルスや過度の飲酒などによって、急に破壊されれば「急性肝炎」とになります。

第2段階:『慢性肝炎・脂肪肝』

慢性肝炎・脂肪肝の治療には時間が必要です

肝炎の状態が、約6ヶ月異常継続すれば、今度は「慢性肝炎」と呼ばれる症状になります。
脂肪肝の場合は「中性脂肪」が肝細胞に溜り過ぎると「脂肪肝」になります。

第3段階:『肝硬変』  

肝硬変の治療には時間が必要です

慢性肝炎が6ヶ月を超えて長期化していまうと、肝臓が硬くなり肝機能が急激に低下してしまいます。

第4段階:『肝臓ガン』

肝臓ガンは一度、肝臓が硬くなってしまうと治療は困難になります。

さらに肝硬変を放置すると、やがて肝臓ガンとなります。

”肝炎ウィルス”で肝機能異常になる?

さきほど、アルコールを飲まない方でも、肝機能異常になることをご案内しました。

しかし、肝機能異常の中には自分ではまったく気づいていない方がいらっしゃいます。

それが「肝炎ウィルス」です。

現在、日本国内における統計で、肝機能異常の予備軍としての「肝炎ウィルス」に侵されている患者の数が約350万人くらいいると言われています。

肝炎ウィルスとは、A型肝炎・B型肝炎・C型肝炎・D型肝炎・E型肝炎などの種類が存在します。

肝炎ウィルス感染しているかは、健康診断などの血液検査で判明できます。

肝機能異常の一つと言われる「脂肪肝」になるとどうなる?

4つの肝機能異常の一つである「脂肪肝」になると肝機能が低下します。

肝機能が低下すると、進行して「肝硬変」となるケースが考えられます。

他に肝機能が低下すれば、連鎖的に「高脂血症」や「糖尿病」を併発する人もおられます。

現在、飲酒をほぼ毎日している方で、「酔っ払う」ほどに飲酒されている方は特に注意が必要です。

これを期に、飲酒の量を減らし、野菜を多く摂り、ウォーキングを継続することで身体の内面が健康的になり、やがてそれが身体の表面にも現れます。

身体の表面に身体の内面的な健康が伝われば、輝かしい笑顔が生まれます。

輝かしい笑顔からは、きっと素敵な人生が生まれてくるというものです。

広告

シェアをお願いします。