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高脂血症の薬は運動??ウォーキングで治療・予防・改善できる!

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近年では、高脂血症になる方の割合がが年々、増加傾向にあります。

高脂血症は30代後半~40代後半にかけての「中年」、40代~60代・70代の高齢者に多い病気です。

このページでは「高脂血症(脂質異常症)」についてご紹介しています。

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「まだまだ自分は若い!」という強気は命知らず

現代では、食文化や美容、法整備が整い、30代後半~40代後半にかけての「中年」でも、まだまだ自分は若い!と心の中で思っている方が多い傾向にあります。

しかしこれはある意味、危険な自覚症状とも言えます。

実際、自分が考えてもいないほど身体は衰えています。

特にこの年代は、会社でもそれなりの地位に付き、部下や上司との付き合いも増え、仕事一辺倒になってしまう方がほとんどです。

自分自身のプライベートの時間=運動(=ウォーキング)する時間も持てずに、運動不足と過剰の飲酒や濃い味付けの外食が非除に多い日常を迎えている方が多いです。

その結果、サプリメントなどの薬での治療・予防・改善だけに頼ってしまい「運動(=ウォーキング)しなければ・・」という言葉だけの理解で終わってしまいがちです。

そうして気が付けば、薬の量が次第に増して行くのです。

その結果、薬だけで、その場しのぎの治療・予防・改善をしようとして、何らかの病気を併発させてから、事の重大さに気付くといった方がほとんどなのです。

「高脂血症」とは?

分かりやすくいうと、血液の成分中の「コレステロール」や「中性脂肪」が増加して、血液がドロドロ状態にある病気です。

高脂血症は、放っておくと様々な合併症を引き起こし兼ねない、大変、恐ろしい病魔なのです。

あなたは、このコレステロールに善玉と悪玉が存在するのをご存知でしょうか?

コレステロールと聞けば何だか悪い言葉の意味に聞こえてきてしまいます。

しかし、このコレステロールにも、あなたの身体を「治療・予防・改善」しようとする善良なコレステロールもいるのです。

「善玉コレステロール」とは?

別の言い方で「HDLコレステロール」とも言います。

血管の内側の血管壁にコビりついた、悪玉コレステロールを除去して、それを集めて肝臓まで届ける善良な役割を担う、まさに「善玉・コレステロール」です。

「悪玉コレステロール」とは?

悪玉コレステロールとは、別名「LDLコレステロール」と言います。

LDLコレステロールは、血管の内側の壁に溜まり、血管の内側を細くし血液の流れを悪くします。

人体にとって悪影響を及ぼす、まさに「悪玉・コレステロール」です。

「中性脂肪」とは?

中性脂肪は、食事から摂取できる「糖分」と「脂質」からできています。

この中性脂肪が人体分解されて、人体の活動を支える貴重な「エネルギー源」となります。

2015y06m06d_235014005しかし、この中性脂肪が上手く分解されずに過剰に摂取しすぎると、血管の内部に溜まってしまい、血液の流れを悪くする「悪玉コレステロール」へと変化してしまいます。

この悪玉コレステロールと中性脂肪の割合が多くなると、血液がドロドロ状態になり、動脈硬化などの様々な病気を併発します。

動脈硬化に陥ると、血液が身体を上手く循環しなくなり、脳梗塞心筋梗塞を併発し大変危険な状態に陥ります。

日本における高脂血症者が年々、増加傾向

日本における、高脂血症者が年々、増えています。

日本における、高脂血症者が年々、増えている・・ということは、運動不足や濃い味付けの食事・化学添加物などの過剰に摂り過ぎ・・

そして、これら総称しての「生活習慣」が原因と言えます。

つまり現代病の代表的な病気とも言える「生活習慣病」です。

生活習慣病の源泉

生活習慣病の源泉を考えて行くと、時代の進展の裏側にあるIT機器を始めとしたシステム機器・ITを搭載した工作機械などの導入による効率化と生産性の向上にあります。

PC(パソコン)を起点としたIT機器や工作機械が、社会に深く浸透して行くことによって、人間が身体を動かすことが少なくなり、頭と最小限の手の動きがあれば可能な「事務職」が増え結果、運動不足の人が急激に増加しました。

会社や学校までの往復の交通機関利用も、インフラ整備が郊外にまで及び、より快適に生活ができるようになりました。

さらに休日も、PCやスマホなどのIT機器の発展により、家にこもってインターネットやゲームをする人口が急増しています。

このような時代背景を考えて行くと、もはや、生活習慣病とは、現代人の宿命とも言っても過言ではありません。

高脂血症を、治療・予防・改善するにはウォーキング(歩く)する!

高脂血症を治療・予防・改善するにはウォーキング(歩く)することが最良な方法だと言われています。

これには理由があり、ウォーキングなら、誰でもいつでもどこでも気軽に行えるからです。

ウォーキングなどの一種の「有酸素運動」と呼ばれる部類のものは、継続することで、人体における「善玉・コレステロール」を増やすことが可能になります。

善玉コレステロールが増えるということは、中性脂肪が減少するということにつながります。

高脂血症の人が急にウォーキングを始めると「狭心症」や「心筋梗塞」などを併発する可能性がある。

現在、高脂血症にかかっておられる方は、動脈硬化が進行している可能性が高いと言えます。

動脈硬化が進行中の方が、急に、軽いウォーキングと言えども、何かしらの運動を行うと心筋梗塞狭心症を招く恐れがあります。

これは、先程も説明した通り、血管の内側に悪玉コレステロールがヘバリ付き、血管が細くなっているため、血液の循環が悪くなっているためです。

高脂血症の方がウォーキングを行う際は、医師の許可が必要?

高脂血症の方がウォーキングを始める際は、まず、人体の処理状況を把握して、その処理状況に応じた適切な速度・距離の運動を実施していく必要があります。

よって医師などに身体を診てもらい、あなた自身の身体の状況を把握して、人体の処理状況に応じた適切な運動を行います。

高脂血症の方がウォーキングを行う際の注意点

高脂血症の方は、血液の循環が悪くなっていますので、息切れ動悸めまいが発生したら、すぐにウォーキングを中断します。

また、四季(春夏秋冬)を通してウォーキングを行う場合、夏や冬などの寒暖の差が激しい季節は特に注意が必要です。

夏は汗をかきすぎて、血栓が起こりやすくなります。(血管が細くなります)

冬は、外気の温度が低いので、血圧が上昇して心筋梗塞を招く恐れがあるのです。

これらの諸条件をベース(土台)として考え、ウォーキングなどの適切な量の運動を行う必要が出てきますので、必ず医師・専門医に診てもらい意見を仰ぐべきなのです。

さぁ、まずは、あなたの中の素敵と言える未来をイメージしてみてください。

そして、そのイメージを強く意識して、適切なウォーキングを継続してみましょう。

きっと、理想通りのあなたが、未来にいるハズです

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