ウォーキングが、もたらす4つの効果とは?
これからウォーキングを始めようとしている方・もしくは、もうすでにウォーキングを開始されている方もいらっしゃると思います。
一昔前のまだ、乗り物が未発達であった時代、人は歩くことが当たり前の時代で、生活の一部として歩くということが、ごく自然に溶け込んいました。
現代では、ひと駅歩いたり、駅まで歩いたりするだけで驚かれたり、褒め讃えられたりする時代になりました。
現代では、一昔前よりも人の寿命を生きながらえさせることのできる手術法や薬・機械などのサポートにより、長生きできる時代になりました。
しかし、美容や健康を過剰意識するこの現代では、その根本となる「歩くこと」すら記憶の彼方に忘れ去られている気がします。
歩くことは、計り知れない効果があります。
さらに、これを継続することにより、効果は倍増し人生を激変させることも可能になります。
ここでは、あまり知られていない・・というよりは、そこまであまり深く考えないウォーキングの4つの効果についてお話したいと思います。
ウォーキングがもたらす4つの効果
√運動不足を解消して体力が増加する効果
歩くというだけで、筋力が増加します。筋力が増加すれば代謝エネルギーがUPしますので、その分空腹感が増し、食を増進させ体内の循環を良くします。
体内の循環が良くなれば、持久力が付き体力が増加します。
体内の循環がよくなりますので、年齢的にも若返ります。
また同時に運動不足を解消できます。
学校を卒業して社会人になると、休みが限定され、さらに残業などで思うように運動ができません。
企業によっては週の中日となる水曜日や木曜日に「ノー残業デー」が設けられていますので、このような機会を利用してウォーキング日として設定するのも賢明です。
√ダイエット効果
ウォーキングを始める理由にもっとも多いのが、やはりダイエットです。
ウォーキングを継続することでダイエット効果を期待できます。
ただし、ウォーキングをしているからと安心してしまい暴飲暴食をしてしまっては元も子もありません。
√医学的な効果
歩くということは、身体を動かしますので、少なからず運動することとなります。
少ない運動でも、一般人にとっては「運動不足」や「悪い生活習慣病」から脱却できます。
√精神開放(リラックス)の効果
普段、会社と自宅の往復だけの方も、いらっしゃると思いますが、普段の日常では味わえない自然を見たり日光を浴びながら行うウォーキングは気持ちの良いものです。
良い環境の元で行うウォーキングは、リラックスをもたらし、ストレスを軽減させます。
ストレスが軽減することで顔付きがゆるやかになり、人に優しくなれます。
人に優しくなれれば、良好な人間関係が築けますね。
√社会調和の効果
ウォーキングを行うことにより、様々な人との出会いが生まれます。
ウォーキングをしているのは、あなただけではありません。
他に、たくさんウォーキングをしている人がいます。
今までの普段の日常を送っていたら、けっして出会うことのない人たちに出会うことができます。
出会うことで、会話が生まれコミュニケーション能力の向上もできます。
コミュニケーションが生まれれば、そこからイベントやサークルなどへも参加する機会が生まれるかもしれん。
◎ウォーキングで防ぐことのできる病とは?
その1「高脂血症(こうしけっしょう)」
普段、会社での飲み会でビールなどのアルコール類や揚げ物などはコレステロールと中性脂肪が増えて、血液がドロドロになる原因となります。
ウォーキングをすることによって、人体の機能を循環させればコレステロールや中性脂肪を消費し、きまり良く分解吸収できます。
その2「肥満」
体脂肪率が一定の基準以上ある場合、それを燃焼できます。
体脂肪は人体の栄養源として、人体を維持するのに大切なものですが、必要以上にある体脂肪は高血圧・高血糖などを発生させる原因となります。
その3「高血糖」
高血糖とは、血液内に糖分が過剰に多い状態です。
高血糖になれば血の巡りが悪くなり、人体の様々な機能がうまく機能しなくなります。
その4「痛風」
日々、人体から生み出されている僅かな老廃物が、やがてカタマリになり尿酸と呼ばれるものになります。
尿酸は400度以上の熱でなければ、分解することができないので人体では分解しきれないことになります。
カタマリとなった尿酸は、人体の関節などに溜まり、足や手を動かす際に身体全身に激痛が走るほどの痛みを生みます。
その5「骨粗しょう症」
これはダイエットなどで食べずに痩せようとする時に起こる骨の病気です。
具体的な症状としては、骨の中身が乾いたような感じの空気が通るような状態になります。
主にダイエット中の女性や、現代の日本女性全般に多く見受けられる症状です。
原因はカルシウムなどの栄養不足と運動不足にあります。
女性の方は運動不足になりがち
現代の女性は事務的な職業や身体をあまり使わないような職業に就く傾向が統計上出ています。
一方で男性は営業で外回りや力仕事に駆り出されるため、身体を動かす機会は多いのですが、ストレス発散のためや人付き合いのためにお酒をたくさん飲用する傾向があります。
そこでできるかぎり、ウォーキングなどの歩く運動を行い、身体の機能を目覚めさせ、新陳代謝を上げることが重要です。
そして、運動を行った身体をケアするために、栄養のあるものを朝昼晩の3食、規則正しく食することにより、身体の循環がさらに良くなります。
このようにウォーキングが人体にもたらす効果とは、計り知れないものがあります。
まずは、できるだけ歩くことを目標にして、あなたのライフスタイルの中に、こっそりと溶け込ませてみてください。