ウォーキングでの足の痛みの予防・改善・治療方法-『足裏が痛い時』-
ウォーキングを開始したばかりの初心者の方で、「足の裏が痛む」人は早々いないものだと思います。
しかし、長時間のハイキングや登山・ジョギングなどでは、途中で足の裏が痛むことが多いのです。
ウォーキングでの足裏の痛みの原因とは?
- 固すぎる地面の上を長時間・長期間歩いた
- 幾度もの着地の時に、足裏が衝撃を受け続けると足裏を横から見た時のの「土踏まず」のアーチ状(弓なり)部分が落ち込んでくるため。
- 足裏の骨の外側にある「足底筋」という筋肉が炎症を起こして、痛みが「腱(筋肉のような伸びる部分)」にまで及んできているため
足の裏の皮が分厚いのは、「頭~上半身~下半身」を通して、人体の重みが足(脚)に集中していて、さらに足(脚)の裏の「外皮の部分」が人体の加重受ける一番外側の「面」となるからです。
つまり足の裏側に、人体の全ても重みが集中していると言っても過言ではありません。
足の裏のアーチ(土踏まず)が落ち込んでくるとは?
足の裏のアーチ部分(土踏まず)とは、足の裏を横から見たら、アーチ状(弓なり)になっているのが容易に理解できるはずです。
したがって、足の裏のアーチが落ち込んでくるとは、長時間・長期間にも及ぶ衝撃を受け続けないと、足の裏のアーチが落ち込んでくることは、あまりありません。
姿勢が悪い方が、悪い姿勢を予防・改善・治療せず、そのまま継続してウォーキングしていると、このように足の裏が痛むことがあります。
これは、悪い姿勢のまま固い地面の上を、長時間・長期間ウォーキングしたために、足の裏の「腱」が断裂しかかっているなどの負担が足裏に掛かかり過ぎているからです。
ウォーキングでの足の痛みの予防・改善・治療方法-『足裏が痛い時』-
「足裏の痛み=炎症」と考え以下のような処置を行います。
- 痛みが出始めたら、「土踏まず」の周辺を冷やします。
- 「土踏まず」周辺を、よくマッサージ(揉みほぐします)
※入浴しながらでも、大丈夫です。 - ウォーキングは炎症が収まるまで中断・中止します。(炎症が悪化して「腱」が断裂します)
- 痛みがヒドく収まらない方は、靴を「クッション性」がある新しい靴に変えたり、インソール(靴の中敷)を付け加えたりします。
- できるかぎり、固い地面の所を避けるようにする
ウォーキングでの足裏の痛みの予防・改善・治療方法-『足裏のマッサージ』-
土踏まず周辺をマッサージします。
足の裏の「土踏まず=アーチ部分」を中心として、固く緊張状態の筋肉を徹底的に揉みほぐします。
揉みほぐす時は、親指の指圧でグイグイと押し込む感じでマッサージします。
親指に不安がある方や、女性の方などは、ゴルフのボールやテニスボール・市販されている「青竹」などを使用するのも良い方法といえます。
「かかと」の周辺をマッサージする
「かかと」・「くるぶし」の周辺もよく揉みほぐします。
「かかと」を片手で握るようにツカみ込みます。
ツカみ込んだ5本の指の腹で押し込み指圧マッサージします。
足の指を曲げたり、広げたり、反らしたりします
今度は両手で足の指の部分の付け根の部分を持ち、「足指を広げたり」、「曲げたり」、「反らす」、「足指を内側に丸め込む」などの指圧マッサージを行います。
特にウォーキング後は、足の5本の指もよくマッサージしてやります。
これは、ウォーキングする動作の時に、全身の加重を「5本の足の指」でも受け止めているので、筋肉が緊張状態にあるためです。
ウォーキング後は、足指も忘れずにゆっくりとマッサージをしてやります。
とにかく足の裏は、全身の体重がのしかかっていますので、目には見えない・感じることが難しい「疲れ」や「緊張」が残っています。
これは普段の日常の生活を営む上で、足の裏には・・
「気を使わない」
「意識すらしない」
「見る機会が少ない」
・・つまり、足の裏が視覚から隠れた部分だからです。
以上のことから、ウォーキングを行ったあとは、必ず足裏や足の指を指圧などでマッサージしてやることも、ウォーキングを長続きさせる上では、重要なファクター(要素)となってくるのです。