ウォーキング中の急な首の痛み・肩の痛みの原因と対策と対応方法
ウォーキング中によく聞く話が、首から肩の痛みが急に襲ってきたり、ウォーキング後の就寝前に急に首コリや肩コリを感じたりするという話もよく聞きます。
かく言う、私も同じようにウォーキングを始めた当初は首・肩の痛みが取れませんでした。
しかし、以下の方法を実践していくうちに、不思議といつの間にか、首・方の痛みが取れていました。
ウォーキング中に急に首から肩の痛みの原因として考えられる要因
ウォーキング中に急に首から肩の痛みの原因として考えられる要因は以下の通りです。
√ウォーキングの際の荷物が重い
ウォーキングに持ち出している「リュックサック」や「バッグ」などの荷物が重すぎると首から肩にかけて、大きな負担が伴います。
√姿勢が悪い
猫背の方や普段、パソコンを使用して仕事をされている方は、前傾姿勢の方が多く、体幹が反れている可能性があります。
体幹が反れているので、歩いたり走ったりすると、頭からの重心を支える身体のバランスが悪くなり、人体のいずれかの部分に負担がかかっています。
特に頭の重さを支える首には、大きな負担がかかります。
ちなみに人間の頭の重さは、およそ5キログラムと言われています。
正しいウォーキングフォームを取り、頭を「体幹(=身体の重心を正確に支えるための「胴体~肢体」の正しいあり方)」に対して真っ直ぐに立て、重心を両足にかけます。
これが出来ていれば問題はありません。
ウォーキング中の姿勢の良いフォームを作る手順としての手っ取り早いコツとしては、「遠くを見るように(約25メートル先)頭を起こしてウォーキングする」ことです。
ウォーキング用のリュックサックの選び方
ウォーキング用のリュックサックは、身体の線にフィットするリュックサックを選びます。
この時、背中に当たる部分の「パット」や、肩にかける「肩 ベルト」はクッションが中に入ったもので、吸水性・即乾性があるリュックサックを選びます。
また、パットや肩 ベルトは、できるだけ取り外しが可能で、洗濯が可能なものを選びます。
また、リュックサックの左右に「ドリンクホルダー」があるタイプのリュックサックが最適と言えます。
ウォーキングに際に持ち出すリュックサックは、なるべく余計な荷物を入れないようにし、できるだけ軽くします。
ウォーキング中のバッグ・リュックサックの荷物の入れ方のコツと方法
左右のバランスを取る
リュックは荷物の重さが左右均等の重さになるように上手く振り分けます。リュックサックの左右にドリンクホルダーがあるタイプのものは、左右にドリンクを入れ込みます。ドリンクは、なるべく500ミリリットルのペットボトルが左右に1本ずつが収まるように詰め込み、左右のバランスを取ります。飲む時も、できるだけ左右交互にドリンクを飲みます。
本体の重さのバランスを取る
通常、重い荷物を下に入れて、軽い荷物を上に入れるのが常識とされていますが、ウォーキング中の荷物の入れ方のコツとして「重い荷物を上に入れ、軽い荷物を下に入れます」
ウォーキング用のリュック・カバンに重い荷物を上に入れ、軽い荷物を下に入れる理由
ウォーキングは登山とは違い、少し速いペースで歩き、さらに運動量が登山より激しいのでリュックサックの下に重い荷物を入れてしまうと、リュックサックの底の部分の弾力性や、歩いた時の上下に荷物が揺れる作用の間隔が多くなります。
このようにリュックの底に重い荷物を詰めてしまうと、ウォーキング中やウォーキング後に、急に首から肩の痛みが起こる原因となります。
以上のことから、重い荷物を上に配置することで、重い荷物のアソビが少なくなり、固定することができるので、首から肩にかけての急な痛みの原因の解決につながります。
1時間~2時間くらいのウォーキングですと、500ミリリットルのペットボトル2本くらいの水分で充分に補給できます。
またウォーキング中のコース途上に自販機がある場合などは、ウォーキング中で吐き出された汗などの水分を補給するポイント(「休憩ポイント」)として利用するのも良い考えといえます。