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会社などの「定期健康診断の各項目の結果の数値」で健康状態を把握する秘話

2015y06m14d_031707346近年では、ITの技術革新という、時代の流れにより身体を動かす機会の少ない会社内(オフィス内)での仕事が増加しました。

これにより身体を動かすことのない人は、高い割合で「生活習慣病」を発症しているのに気づかす、日々、日常を過ごすことになっています。

会社などでの「定期健康診断の各項目の結果の数値」を見て、健康状態を把握できていたとしても、病気や症状が実際に出ているワケではなく、実感がないので、そのまま放置する方が多いのも事実です。

そして中には、わずかですが、会社での定期健康診断自体を受診しない方がいるのも事実です。

このページでは健康診断の結果から健康状態を把握するために各項目と数値の意味を述べています。

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恐ろしい・・「生活習慣病」とは?

確かに、「健康診断の各項目の結果の数値」を見ただけでは「生活習慣病を発症している」などと言うことは、完全には言い切ることができません。

しかし、生活習慣病とは、自覚症状がほとんどないまま水面下で進行して行くものなのです。

そして、体調の異変に気づいた時には、すでにかなり症状が進行していて末期症状だったことが判明することも珍しいことではありません。

こうなっては、今までとは別の人生を歩むことにもなりかねません。

途端に入院生活や療養生活に切り替わり、病気・症状と闘う「闘病生活」に追い込まれることになります。

特に、会社内(オフィス内)での仕事の方は「自己管理」の一環として、特に以下のような健康状態の把握に気を使う必要が出てきます。

  • 毎日、体重計に乗る
  • 毎日、体脂肪率を測る
  • 毎日、血圧を測る
  • 毎日、その日一日の歩数を測る

など、特に健康診断を受けない方こそ、「自己管理の名の元に」チェックしておく必要があります。

自分の健康状態を常に客観的に見ることができていれば、自分の身体の健康状態が、よくわかり、末期になる前の「初期段階で軽度の治療と予防で済む」というものです。

逆に、会社などでの定期健康診断を毎回、受診している方でも健康診断の各項目の結果の数値を見て満足し、その場かぎりの満足だけで終わってしまっては、わざわざ定期的に健康診断を受診している意味合いが薄くなります。

問題は、健康診断の各項目の結果の数値を「どう受け止め」それを「どう活かすのか?」が重要になってきます。

健康診断の結果の見方

健康診断の結果の見方は、検査した場所(機関)によって表示方法が若干、異なってきますが、おおよそ以下の通りです。

判定別コード 判定結果 結果内容
A 異常なし 基準値内
B わずかな変化 少しの変化が見られるが現時点での心配はなし
C 要経過観察 現時点では病気の可能性はない。しかし異常が見られないわけではない
D 要医療 治癒の必要あり
E 要精密検査 精密検査を受診する必要がある。医師への相談が必要

上の表をみて、判断に悩むのが「C判定」です。

結果が「C判定」だった場合

C判定=「現時点では病気ではない。しかし「異常なし」とは言えない。

2015y06m14d_031642023C判定の場合は、放置しておくと高い確率で、何らかの病気を発症します。

放置するとは、今ままでの生活習慣ライフスタイル見直しをしないワケなので、病気を発症するのは当然の結果となります。

C判定の場合は、まず、医師によく相談して原因を特定する必要があります。

原因を追求した結果、「運動不足」であるならば、ウォーキングなどの運動療法を検討されるのが賢明な判断です。

健康診断で「異常あり」の診断結果を受けた場合の対処法

健康診断の結果で「異常あり」の場合は「二次検査」を受診します。

健康診断の結果で「異常あり」と言うことは、すでに身体に何らかの症状が発生している可能性が高いです。

原因を徹底的に突き止めて、その予防・改善・治療策を医師に相談します。

たとえば、生活習慣に原因があった場合、どのような生活習慣に原因があったのかを医師へ相談する必要があります。

√生活習慣病の主な原因は・・

  • 毎日の食生活
  • 運動不足
  • 過度の飲酒・慢性化した飲酒
  • 喫煙
  • ストレス

ウォーキングは「万病の長」

おおよそ大抵の病気は「運動療法=ウォーキング」を長続きさせ、継続することによって、「予防・改善・治療」することができます

これらのことから、まずは医師と良く相談の上、あなた自身にとって最適なウォーキングの方法で、ひと月(1ヶ月)ほどウォーキングを行い、あらためて再度、健康診断(経過検査)を受診します。

ひと月(1ヶ月)ほど、ウォーキングを継続していれば、何らかの効果が出ているハズです。

何らかの効果とは、ウォーキングをすることによって病状の原因が「改善・治療」されたのか?などです。

もし、特に目立った効果が出ていない場合は、別の原因が考えられますので、別の原因を疑い、分からなければ医師へ相談します。

ウォーキングでの効果が見られない時の対処法

  1. 個人によってウォーキングで効果が出る出ないは差があります。ひと月(一ヶ月)で効果が見られない場合、もう少し期間を延長することで効果が出てくることもあります。
  2. 健康診断の結果「異常あり」の場合で、原因となっている病気が「遺伝や体質」である場合は、ウォーキングしても予防・改善・治療できないかもしれません。
  3. 運動不足と医師に告げられた場合、毎日の食事のメニューを変えた場合に、「異常あり」が改善・治療できることもある。
  4. 異常ありの場合で、症状が進行しすぎている場合、ウォーキングで改善・治療しないこともある。この場合、食事制限投薬が必要となる。

このように会社などでの健康診断の各項目の結果の数値を見て、「異常があり」の場合は、即座に原因究明し、その原因に応じて「ウォーキング=運動療法」を取り入れ、食生活を見直し、予防・改善・治療する必要がでてきます。

以上、これらのことを踏まえて、あなたも会社での健康診断の各項目の結果の数値を見て満足せず、異常がなくても、「予防」と言う意味合いでウォーキングを開始してみるのも賢明な判断と言えます。

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